介護老人保健施設「かぐやの里」ブログ

かぐやの里は、要介護認定1~5をお持ちの方で、病状が安定している方が、リハビリや看護・介護を受け、生きがいのある自立した日々の生活ができるように在宅復帰を目指す施設です。

2012年06月

家族の役割は?

各施設によって異なる部分も多いようです。
通院の際、施設ですべて行う所もあれば、ご家族に送迎を依頼する所もあったり
洗濯を家族で行うこともあったりとまちまちのようです。

入所問い合わせの際に確認してみましょう。
ケアプランの内容説明や、必要事項の連絡を面接時に行うこともあります。

原則としてご家族に身元引受人となっていただきますが、身寄りがない、
家族が非協力的など処々の事由によってご家族が身元引受人となることが
困難な場合も中にはあります。

そういった時は成年後見制度などの手続きを経て、施設利用の契約をすることも可能です。

 

介護老人保健施設にはいつまで入所できるの?

介護保険上での期限はありませんが、一生涯に渡って入所して生活をするところではなく、
あくまで在宅復帰を目的とした中間施設としての位置付けがされています。

3ヶ月ごとに施設サービス計画(ケアプラン)を作成し、元の生活に戻るために必要な身体状況、
家庭環境などを勘案した上で、退所後における生活に支障がないようにサポートします。

このため退所後に在宅サービスを利用する場合はその担当ケアマネージャーやご家族に
服薬状況などの医療情報、食事状況、リハビリテーションの概要および留意点などの
ご本人に関わる情報を提供しております。
 

介護老人保健施設ではどのようなことを行うの?

介護老人保健施設はリハビリテーションを中心とした
介護・医療サービスを提供し、在宅復帰を目的としています。

このため、看護師、介護職員に加え、医師、理学療法士、栄養管理士、
作業療法士等、リハビリテーションに特価した職員もしています。

配置その他、施設内での日常生活に必要な食事、入浴、排泄、レクレーションなども支援、介助を行っており、
管理栄養士、支援相談員、ケアマネージャーなど、多職協働で御利用者のニーズに応えております。

また、退所後の在宅での生活に支障がないよう、担当のケアマネージャーなどと連携し、
ご家族も含めた生活全般にわたる相談援助を行っております。

入所してからリハビリの様子とか、今後の見込みとかを疑問に感じたり、確認したい時は介護職員より専門の理学療法士に聴く方がより専門的で詳しいお話が聴けるかもしれません。

様々な職員がおりますので気軽に話しかけてくださいね。

 

介護老人保健施設を利用いただける方について

介護保険制度にて運営していますので介護保険が適用される方が対象です。

4時間365日休みなく運営しているいわゆる入所型の施設です。

具体的には要介護1から要介護5と認定された方なので原則は
65歳以上の方ということになります。

また、入所中の方でも介護認定の更新で要支援、
もしくは自立と認定された場合は利用不可となり
退所扱いとなりますので施設にご確認下さい。

また、特定疾患に認定された40歳から64歳までの方は利用できます。

認知症の有無は特に問いません。但し、ある程度の規模の施設になると集団生活への支障をきたすという側面が少なからず発生するかもしれません。

そのような場合は、他の利用者の方々に危害や迷惑をかけるような行為等のある方は入所を
御遠慮いただくことがあるかもしれません。

 

介護老人保健施設について

日本における介護施設(入所)の種類は当施設のような介護老人保健施設「ろうけん」とか、特別養護老人ホームとかグループホームとかケアハウスとか多岐にわたり、利用できる対象の方も限定され、制度も複雑化しています。その数ある中の施設選びに間違ってしまうと、ご本人やご家族とも「こんなはずではなかった」ということにもなりかねません。

では、その数ある福祉施設の中で介護老人保健施設とはどのようなことを行う施設なのでしょうか。

続く...
 

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